
いつも何気なく使っているドッグフードは、本当に愛犬の体質に合っているのでしょうか?
市販のドッグフードの多くには、嗜好性を高めるために添加物や穀物など、本来犬の健康に必要のない原料が入っています。ティンバーウルフは、犬の祖先であるオオカミが食べるものにできるだけ近づけようと自然の素材を中心に作られたドッグフードです。
ここでは、世界中の愛犬家の間で評価の高いティンバーウルフの原材料や成分を細かく分析し、メリットやデメリットをしっかりお伝えします。
獣医師の先生による評価
原材料の8割を動物性タンパク源で占めていて、穀物は一切使用していませんので肉食動物のワンちゃんにとって理想的なフードと言えるでしょう。
一度に大量生産せずに出来たての新鮮な商品を販売している点も素晴らしいですね。プロバイオティクスやハーブには免疫力を高める効果がありますので、老化の予防にもつながるでしょう。
ティンバーウルフのドッグフード目次
2. ティンバーウルフの基本情報(ブラックフォレストの場合)
3. ティンバーウルフのドッグフード原材料
4. ティンバーウルフのドッグフード成分
5. ティンバーウルフの口コミ・評判
6. まとめ
1. ティンバーウルフのドッグフードとは
オオカミの食べ物をベースに、穀物は使わず肉を中心に配合しているため、動物性たんぱく質を多く含んでいます。他にも必須脂肪酸や整腸作用のあるプロバイオティクス、体質改善の効果があるハーブなどをバランスよく配合しています。ティンバーウルフは愛犬の症状や目的別に5種類のラインナップがあります。
① オーシャンブルー
ニシン・サーモンが主原料、アレルギー、関節炎、ストレスのある犬向け
② ブラックフォレスト
鹿肉とラムを主原料、心臓・循環器・関節をサポート、肥満犬向け
③ ウィルダネスエルク
エルク・サーモンが主原料、タンパク質摂取制限や体重管理、アレルギー体質向け
④ ワイルド&ナチュラル
チキンとニシンが主原料、パピーやショードッグ、アジリティドッグ向け
⑤ ラム&アップル
ラム肉が主原料でアレルギー体質向け
2. 基本情報(ブラックフォレストの場合)
価格(税込) | 1.36㎏:3024円 / 5.45㎏:9180円 / 10.9㎏:15876円 |
---|---|
1㎏あたりの価格 | 約1457円~2224円 |
カロリー | 384kcal/100g |
メイン食材 | ペニソン(鹿肉) |
生産国 | アメリカ |
酸化防止剤 | 混合トコフェロール、ローズマリー抽出物 |
着色料・香料 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
対応年齢 | 全年齢 |
賞味期限 | 賞味期限 :製造日より15ヶ月 開封後は涼しい場所で保管し1ヶ月以内 |
購入できる場所 |
![]() ペットショップ
|
3. ティンバーウルフのドッグフード原材料
【 ブラックフォレストの場合 】
ベニソン(鹿肉) | ラム | 噴霧乾燥白身魚 | サツマイモ |
サーモン | サーモンオイル | カボチャ | グリーンピース |
亜麻仁 | サンフラワーオイル | 乾燥有機海藻 | 乾燥出芽酵母 |
ニシンオイル | 乾燥アルファルファミール | リンゴ | ブルーベリー |
ブラックベリー | クランベリー | 乾燥イチジク | タイム |
シナモン粉 | ひまわり種子 | ニンジン | 乾燥セロリ |
乾燥ビーツ | 乾燥パセリ | 乾燥クレソン | 乾燥ホウレンソウ |
トマト | レシチン | 塩化コリン | 各種ミネラル |
各種ビタミン | プレバイオティクス | プロバイオティクス | パパイン |
ユッカシジゲラ抽出物 | βカロチン | フラクトオリゴ糖類 | タウリン |
L-カルニチン | DL-メチオニン | ローズマリー抽出物 |
※各種ミネラル…アミノ酸亜鉛複合体、アミノ酸鉄複合体、アミノ酸マンガン複合体、パントテン酸カルシウム、ヨウ化カリウム、亜セレン酸ナトリウム
各種ビタミン…ビタミンE サプリメント、ビタミンB12 サプリメント、ビタミンA アセテート、ナイアシン(ビタミンB3 源)ビタミンD3 サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2 源)、葉酸、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6 源)、塩酸チアミン(ビタミンB1 源)、ビオチン(ビタミンB7 源)、クエン酸(ビタミンC 源)、混合トコフェロール(ビタミンE 源と酸化防止剤)
プレバイオティクス…チコリー根(イヌリン)
プロバイオティクス…乾燥ラクトバシラスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥ラクトバシラスカゼイ菌発酵生成物、乾燥ラクトバシラス乳酸菌発酵生成物、乾燥バシラスサブチルス菌発酵生成物
4. ティンバーウルフのドッグフード成分
【 ブラックフォレストの場合 】
粗たんぱく質 | 30%以上 | 銅 | 16mg/kg |
---|---|---|---|
粗脂肪 | 15%以上 | ビタミンA | 22,000IU/kg |
粗繊維質 | 3%以下 | ビタミンD | 1,200IU/kg |
粗灰分 | 9%以下 | ビタミンE | 350IU/kg |
水分 | 9%以下 | オメガ6脂肪酸 | 3.5% |
カルシウム | 1.4% | オメガ3脂肪酸 | 1.45% |
リン | 1.1% |

5. ティンバーウルフの口コミ・評判
食いつきはまずまず良いです。
ハーブのおかげからか、うんちがくさくありません。以前はどんなにたくさん食べさせても体力がなかったんですが、ティンバーウルフに変えてからはだんだん筋力や集中力がついてきたような気がしてうれしいです。これからもずっと続けていきたいと思います。
チキンのアレルギーがあるので、チキンを使っていないフードを探していたらティンバーウルフに出会いました。
魚やラムなど種類が選べるのですごくありがたいです。開封した時にハーブの独特の匂いが気になってしまいましたが、愛犬は特に気にせずに食べてくれています。食べ始めると湿疹が治ってきて、かゆみもかなり減ったようです。体力もついてきたようで、走ってもあまり疲れにくくなりました。
こちらのフードを食べ始めてから、なんとなく体臭がハーブの香りになったような気がします。
うんちの色がフードと同じ真っ黒になって驚きましたが、臭いは軽減されたような気がします。5キロサイズのものを買うと1ヶ月以内で食べきれないですし、1キロサイズのものだと頻繁に注文しなければいけないので、出来れば3キロくらいのサイズがあるとうれしいです。
食いつきもいいですし、うんちの状態も良好です。
今までは皮膚が弱くてよく痒がっていたんですが、こちらに変えてからは痒がることが減ってきました。一番驚いたのは、もうシニアなのに食べ始めてから筋肉がついてきたことです。
筋肉が増えて、運動もたくさんするようになりました。これからもずっと食べさせていきたいと思います。
色々なメーカーのフードを試してみた結果、ティンバーウルフは私の一番好きな匂いでした。
うちの子犬はたくさん食べるので、グレインフリーだとやっぱり安心できます。子犬用のフードは、チキンがベースになっているものも多いですが、アレルギー体質にならないように色々な食材を試すことができるのでうれしいです。

6. まとめ
肉の配合量が多くたんぱく質の割合が高めなので、食べ始めてから筋肉がついて健康的になったという口コミが多く見られます。
グレインフリーで野菜や果物もバランスよく入っていますし、必須脂肪酸やプロバイオティクスなどの健康成分も配合されているため、アレルギーや消化器官への効果も期待できます。人間が食べることができるヒューマングレードの記載がない点がマイナスポイントではありますが、使われている原料の種類や成分には問題はなく、愛犬に食べさせたいドッグフードと言えます。種類が豊富なのでローテーションで様々な種類を試してみるのも良さそうです。